1. Introduction
南インド・カルナータカ州の港湾都市マンガロール。西にアラビア海を望む歴史的な建造物が立ち並ぶこの街はグルメの街とも知られ、ココナッツミルクと唐辛子を多用した新鮮な魚介類を使ったマンガロール料理が魅力。
インドカレーは北インドと比べ南インドではあっさりとしているのが特徴ですが、このマンガロール料理においてもその魚介類とインドカレーをミックスしたお料理など多種多少な食文化が根付いております。この日はそんな魅惑の南インド・マンガロール料理を味わうべく、日本で唯一のマンガロール料理専門店「バンゲラズ キッチン」でランチを頂きました。
2. Menu
ランチメニューはインド版定食メニューのターリが中心。ターリでは主にステンレスや銀のプレートにナンやライスが乗り、少しずつ盛った小さなカレーの皿を並べ、たくさんの種類のカレーが並びます。
どれにしようか非常に悩みましたが、3種類のカレーを味える「バンゲラス セットターリA」を注文。
カレーは今週のカレーメニューのうちからキーママター、エッグマサラ、ダルマカニを選び、
チャパティか南インドの郷土料理のどちらかを選べますので、ドーサを選択しました。
3. Dishes
そのインド版定食がこちら。
バンゲラス セットターリA 1,450円
ステンレス製の食器セットターリの大皿に3種類のカレー、スープ、甘味、薬味が盛り付けられた美しい南インド料理が運ばれて参りました。
ここでナンがないじゃないかと気づいた方鋭いです。南インドの主食はナンではなく細長いお米です。物凄くおおざっぱに分類すると北インドではチャパティ、南インドではライスを食べます。普段インド料理としてイメージするナンは精製した小麦粉から作る必要があり実は元々北インドの宮廷料理。インドではナンは贅沢品なのです。
「ダルマカニ」はクリーミーでとろみのある黒豆とキドニービーンズの豆カレー。
そしてタマネギやトマト、マサラのグレイビーで作ったゆで卵のカレー「エッグマサラ」。
ラム挽肉とグリーンピースのオーセンティックなインドカレー「キーママター」。
どれもサラりとしてスパイスを効かせた南インドカレー。さっぱりとしていて食べやすいです。
サンバルにサールと呼ばれるスープ。
サンバルは日本でいう味噌汁と言えばよいでしょうか。一方のサールはマンガローススタイルのスープのカレー。酸味とスパイスが効いて南インドのライスとよく合います。
パパド。
ぱりぱりしていて美味しい。日本でいうおせんべいですね。
ウルドゥドーサ。
インド風のクレープと言えばよいでしょうか。ほんとりとした甘みがあってもちもちとしています。この味好きです、ハマりそう。
サラダ。
最近南インド料理を出すお店も都内に増えてきました。こってりとしたカレーもいいですが、あっさりとした薬膳カレーもたまにはいいですね。ただ日本ではバターや小麦粉を使ったカレー文化が御座いますので、かなり好き嫌いは分かれそうです。
デザート。
4. Summarize
如何でしょうか。日本ではここだけ南インド・マンガロール専門店「バンゲラズ キッチン」。マンガロール出身のオーナー、バンゲラ・プラシャント氏。「お酒を楽しめるインドレストランをつくりたかった」というオーナーは幼い頃から慣れ親しんだマンガロールの味を日本で食べて欲しいとお店をオープンしたそうです。
身体に優しい南インド料理を皆様もあじわってみてください。
店名:バンゲラズ キッチン (Bangera's Kitchen)
住所:東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 2F
TEL:03-3561-5516
営業時間:[月~金]
11:00~15:00(L.O.14:45) / 17:00~23:00(L.O.22:30)
[土.日.祝]
11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:無休
備考:
【味】3
【価格】3
【雰囲気】4
【サービス】3.5
【混雑】3.5
written by tamito0201(たみと)
食べ歩きや散歩、旅行、また面白いと思ったニュースなどの情報をSteemitで更新しています。皆様のUpvote、Follow、Resteemが更新の励みになりますので、応援宜しくお願い致します。
In steemit, I update information such as eating, walking, traveling, and news that I thought was interesting. Upvote, Follow, Resteem of everyone will encourage renewal, so thank you for your support.