どうも、臆面もなく他人の記事に便乗する男、@argon です。
先日、 @ultraseven さんがSteemit2周年を迎えられました。
記事の中で、2周年なのにageが「26moons」になっていることに触れられています。
しかしなぜだろう、26moons となっていますね。24moonsじゃないのかな。
実は僕は以前、「months」じゃなくて「moons」って何だ?と思って気になって「moon」の意味を調べたことがありました。「moon」には天体の「月」の意味以外に、「太陰月」つまり、太陰暦もしくは太陽太陰暦のひと月、という意味があります。いいかえれば「朔望月(新月から次の新月まで、もしくは満月から次の満月までの期間)」ということになります。何故だかはわかりませんが、steemd.comではageを、太陽暦の月数ではなく、太陰月(=朔望月)数であらわしているようなのです。そういうわけで、こんな風にコメントしました。
monthじゃなくてmoonなんですよね。moonは「太陰月」だそうです。太陰暦で数えると26ヶ月になるのかもしれませんね。なんで太陰暦なのかはわかりませんが・・・。Steemitと月の満ち欠けに秘密の関係があるのかもしれません。
しかし、その後、よくよく考えてみて、「2ヶ月もずれるかな」と思い始めました。確かに太陰月は太陽暦の1ヶ月より少し短めですが(そのためときどき閏月が設けられます)、そこまで大きな差にならないような気もします。
それで、僕自身のデータでチェックしてみることにしました。
これが今日10月21日時点のデータです。
「16 moons」になっていますね。僕がSteemitに登録したのは去年の8月7日なので、太陽暦のカレンダーで数えると、正味14ヶ月半くらいです。半端を切り上げたとしても15ヶ月にしかなりません。そこで、他のいろんなパターンで数えて16になるかどうか、調べてみました。
①太陽暦で足掛けの月数・・・2017年8月~2018年10月ですから15ヶ月目です
②太陽太陰暦(天保暦)で正味の月数・・・丁酉閏6月16日~戊戌9月13日ですから15に少し足りません。
③太陽太陰暦(天保暦)で足掛けの月数・・・丁酉閏6月~戊戌9月ですから、16ヶ月目になります。
④朔望月の「朔」=新月の回数・・・15回です
⑤朔望月の「望」=満月の回数・・・15回です
②のとおり、太陰月で数えても、正味の月数にすると切り上げても16にはなりません。16になるのは唯一、③のみ、太陰月でなおかつ足掛けで数えた場合だけです。現時点では、これが正解かな、と思っていますが、確証を得るためには、旧暦の10月1日(新暦11月8日)が来たときに「17 moons」に変わるかどうかをチェックする必要があります。僕の推測が正しいかどうか、乞うご期待。
それにしても、どうして普通に「month」で数えず、「moon」で数えるのか、という点は謎のままです。現代社会で通常使われている「month」でなく、わざわざ「moon」を使うのですから、何か意味があるに違いないと勘ぐらざるを得ません。Steemitのシステムと朔望周期との間に何らかの関係があるのではないでしょうか。本当は、こっちの秘密のほうを猛烈に知りたいです。
ところで、タイトルの通り、今日は旧暦の9月13日、「十三夜」です。いわゆる「後の月」「栗名月」と呼ばれるもので、今夜はお月見をされている方もいるかもしれません。僕も澄みきった空に輝く十三夜の月を眺めながら、Steemitと月の秘められた関係に思いをめぐらせたいと思います。