最近、入社2年目3年目の若手とコミュニケーションする機会が増えてきているのですが、先日、彼らが会社で働いていて感じる感覚を聴くと、
OSが違う
という発言が出てきました。
これは何を意味するかというと、
若手の彼ら・彼女達は世の中や社会に対して良い意味での変革を起こしたいと思いつつも、会社の先輩・課長・部長と話していると
「そもそもOSが違う」
と感じる事が多々あるということでした。
少し語弊があるかもしれませんが、敢えて彼らの言葉を意訳すると
「価値観が違いすぎる」
ということに近いようです。
私の目から見ても最近の若手社員は、能力も含めてとても優秀で、世の中を良くしたいというモチベーションが高い方が多いように感じます。
ただし、そんな彼らの目からすると、会社の意思決定者の考え方に同感するポイントが殆ど無いようですす。
1人の若手社員が言いました。
「自分たちが思う事は全く通らないし理解されない。上司に話を通すためには彼らのOSに合わせて自分自身をダウングレードして会話をしなければならない。そうしている間に、自分自身の成長も止まり自分がダメになってしまうことが恐い」
この話を若手社員から聞いて、私は非常に納得間のある話だという気持になりました。
彼らは自分たちなりの価値観を持ちつつも、会社の中で話を前に進めるためには「古い」と感じている考えに寄せていかなければ、何も前に進めない 。そうしている間に自分も自身が本来なりたくない人間になってしまう、という事を肌感覚で感じているようでした。
最近、若手・中堅の方の会社に対する違和感のような話を聞く機会が多くなっていたのですが、この「OSが違う」という表現は誠に言い得て妙だと思いました。
皆さんの職場でも、こういう事ってありませんか?
私個人としては、この若手ーベテランの価値観ギャップが年々拡大しているように感じています。
とりとめのない内容の記事ではありますが、何かしら皆さんに示唆となる事がある事を願って。
また、多くの方が楽しく仕事に打ち込めるようになることを願って。。