お久しぶりです。
【茨城の荒ぶる狂犬】
ソロすけです!!
こんなにsteemitで書かなかったのは
登録してから初めての経験です…。
皆さん僕の事を覚えていますか!?
僕ですよ!!小栗旬ですよ!!
さて、なぜこんなに期間が空いたのか?
知っている方も多いかと思いますが、
末期がんと脳梗塞で入院していた
僕の祖母が8月30日に亡くなりました。
医者の死亡診断は21時36分。
運よく看取れた僕が確認していた
祖母の死亡時刻は19時40分でした。
人ってあんなにあっさり死ぬんですね。
1週間程、病院のご飯を食べずにいて
ラスト3日間はガクッと体調が悪化し、
僕が着いたときには相当弱ってました。
イビキの様な呼吸音で焦りました。
(それに関しては枕の位置が悪かった)
病院に着いてから2時間ほど、
喫煙所に行ったり話していたり…
病室に今日は泊まろうか?などと
色々考えていた時、ベッドから
「あーっ!!」と2回婆さんが叫び、
母、叔母、ソロが集まった瞬間に
婆さんは婆さんではなくなりました。
(みんな向かっている途中でこの時3人)
どっかの宗教で言っていた気がします。
「体は魂の入れ物」という言葉。
僕は信じている宗教はないのですが、
これだけはその通りだなと思っています。
人間の本質
僕は人の本質を「魂・意識」だと思ってて、
婆さんが死んだ瞬間から目の前にあるものは
「婆さんの形をした肉」と認識してました。
そこには既に婆さんを感じませんでしたし。
例えるなら「エヴァンゲリオン」
シンジ君が乗っている状態の初号機は
周りのみんなが「シンジ君」と認識して
攻撃されると「シンジ君」を心配します。
しかし、シンジ君が降りた初号機を
ずっと「シンジ君」と思っている人は
アニメ内でも現実でもいないはずです。
そんなイメージを人間に持っています。
なのでその日、死んだ瞬間以外は
周りは泣いていてもケロッとしていて
何なら普通にふざけまくってました。
僕の中で死んだ婆さんは「それ」ではなく、
頭の中ないし「それ」の周りにいたから。
そこから遺体を自宅に持って行ったり、
納棺や出棺も全く悲しくならずに
「普通はここで泣く」と言われている
火葬ですらも全然悲しくなかったのです。
婆さんの形をした肉が焼かれて、
婆さんを形作っていた骨になり
それを砕いて骨壺に入れるだけ。
そんなただの形式を保った習慣でした。
なので普通に婆さんの骨もソロすけが
木の棒を使い骨壺の中で粉々にして、
親父の妹一家にドン引きされてました。
躊躇も全くなかったし好奇心でやったから?
感触としては「焼いたホタテの貝殻」
これが婆さんが生きている時に体を支え、
婆さんの形を作っていたのか…そう思っても
僕からしたら「元婆さんの骨」でした。
しかし!!
その後行われた葬式でソロすけは、
ほとんど誰も泣いていない中で号泣して
参列者全員をマジで驚かせたのでした。
両親なんて本気で驚いてましたもん。
「後悔をするな」
生きている婆さんに問いかけた事が
「生きるって何?」という質問でした。
それに対する答えは少し予想と違い、
今でも、とても印象に残っています。
「生きる意味は人によって違う」
「何をするかは自分で決める事」
「だけど、後悔だけはしちゃダメ」
「どうしようもないし一生残る」
ソロすけの親父と叔母さんは仲が悪く、
家庭環境も良くなかったらしいのです。
それを婆さんは凄く後悔してました。
進学先、やりたい事を自由に決めさせて
自由にやらせてあげれば良かった…。
そう言っていた祖母が僕に向かって、
「ソロちゃん、やりたい事をやりな」
やりたい事に対しそう言ってくれたのです。
婆さんが死んだ今、再計画中です。
「後悔するな」そう言って貰ったのに
僕は葬式で物凄く後悔をしていました。
・もっと元気な時に会えばよかった
・色々な話を聞いておけばよかった
・作ったうな丼を食べさせたかった
・週5のお見舞いで良かったのか?
僕の中の葬式は「魂・意識」の儀式。
死んだ婆さんとの思い出を頭で振り返り
初めて婆さんが死んだことを実感しました。
それがあっての今世紀最大の号泣でした。
頭の中で大好きな鰻を食べていたり、
「ソロちゃん、美味しいね」なんて
元気な姿で言っていたのを思い出したり
病室でお見舞い品の鰻重を食べている
僕を見て泣いているのを思い出したり…。
「また一緒に鰻食べようね」
その約束を守ってくれてありがとう。
「俺が作ったうな重食わせてやるよ」
極上うな重、間に合わなくてごめん。
ただ、故人を想うのも重要ですが
生きている僕たちの方が大切です。
生きている両祖父母も大切にして、
両親等も大切にしたいと思っています。
婆さん、向こうでも元気でな!
~手作り蒲焼きを添えて~
後日談
steemitを少しお休みしていましたが、
またボチボチ更新していきますので
これからもよろしくお願いいたします。
家の引き払い等でバタバタしそうですが…
葬式が終わって母親に聞いたのですが
親戚が5人いなくなりましたwww
(婆さんを入れると6人になる)
これは少し愚痴になってしまうので
聞きたいという方がいたら書きます!
死んだ婆さん家を片付けていたら
貴重な写真を見つけたので載せます!
なかなかお目にかかれないものかも?
戦時中、出兵前の写真
幼少期のソロちゃん
DJソロすけのぉぉぉぉぉ!!!!
「クレイジーラジオ」
今回のクレイジーチューンはこちら!
WANIMAのボーカルのKENTAが
死んだ爺ちゃんのために作った歌です。
聞いていて温かい気持ちになり、
今では自然と涙が出そうになります。
遠く驚くほどに遠く
旅立つあなた遥か彼方
思うように歌えばいいと
思い通りにならない日を
そう教えてくれたね..
僕も似たような経験をしたので、
心に響いて響いて仕方ない。
こういう曲を残していける職業の
アーティストが少し羨ましいです。
ぜひ聞いてみて下さい!
最後まで読んで頂き
ありがとうございました!
followお待ちしています⇒ @mnsk0619
Voteもお待ちしています!
それではまた!
ソロすけ